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ヘアカラーを手に塗って走ってきた………

美容室での出来事です。

私は、徒歩圏内のステキな美容室に通っています。
こちらの行きたい日時に予約を入れやすいように、
しばらくはスタイリストさんの指名をせずにいました。

ところが、ある日、私がスマホで画像を見せて、
「こんな色のインナーカラーにしたい」と言うと、
その日の担当のスタイリストさんは、
「なるほど、そういう色ですね」と言って奥に引っ込み、
しばらくして、こちらに駆け寄ってきて、
「こんな感じの色で、いいですか?」と言って、
私の目の前に、自分の手を、ひょいと差し出しました。

なんと、スタイリストさんの手の甲ほぼ一面に、
カラー剤が塗られていて、そう、ちょうど私の希望の色!

体を張ってというか、自分の手にカラー剤を直に塗ってまで、
「ヘアカラーの色味」の合意形成に取り組んでくださった、
その工夫というか意気込みに、すっかり感動した私は、
その後、そのスタイリストさんを指名するようになりました。

もちろん、全てのスタイリストさんもそうすべきとか、
そうして欲しいとかを感じているわけではありません。
ただ、これまで「カラーの色味の合意って、難しいなぁ」と
常々感じていた私としては、
「何とか、お客様の要望通りの色味にしよう!」との
真摯な思いから、思わず自分の手に塗って駆け寄ってきた……、
そんなスタイリストさんの粋な心意気に、
すっかり心を掴まれちゃったなぁという体験でした。

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